喜ばれる
男の子の出産祝いギフト

生後7日後〜1ヶ月が目安

赤ちゃんの名前をお披露目する「お七夜（生後７日目）」。
そして、赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝と健康をお祈りする「お宮参り（生後１か月）」。
この２つのイベントの間が、出産祝いを贈るのに適した時期とされています。
産後１週間前後は入院していることもありますので、退院してから少し時間が空いた２～３週間目ごろに贈るのがおすすめです。
ただし、産後１か月はママの体調もまだ回復していない時期なので、直接会ってお渡しする場合は、事前に体調を確認してから伺うようにしましょう。
また、出産内祝い（贈物をくださった方への出産祝いのお返し）は、生後１か月後のお宮参りの頃に準備するのが一般的です。相手に余計な手間をかけさせないためにも、あまり遅くならないように贈るのがいいですね。

出産前には贈らない

出産祝いは赤ちゃんの誕生を祝って贈るものなので出産前にお祝いを贈ることはマナー違反です。全ての人が母子ともに健康に出産ができるとは限りません。万が一の事態もあり得るため、悲しい思いをしているところにお祝いを贈ってしまい、相手を傷つけてしまうことがないように気を付けましょう。

贈り物を郵送する場合

お届け先の確認

お届け先の住所は必ず事前に確認しておきましょう。里帰り出産をする方や、産後しばらくの間はご実家で過ごされる方もいらっしゃるので、事前に出産祝いを贈ることを伝え、ご希望のお届け先住所や日時を確認するようにしましょう。

宛名は親の名前

出産祝いの宛名は、赤ちゃんの名前ではなく母親か父親の贈り主との関係が深い方の名前を書きます。
また、出産のためにご実家や義実家に帰られている場合は、「(世帯主)様方」と書いて、滞在先へ送りましょう。

メッセージを添える

出産祝いに限らず、贈り物を郵送するときは「添え状」を同封するか、あるいは郵便で送るのがマナーです。すでにLINEや電話などでお祝いの言葉を伝えている場合でも、出産祝いを贈る際には、あらためてメッセージカードを添えると、「おめでとう」の気持ちがより伝わります。
ハルウララでは、贈り物とお揃い柄のメッセージカードをご用意しておりますので、ぜひご活用ください。

出産祝いを持参する場合

例文1：ご友人へのメッセージ

〇〇ちゃん、出産おめでとう。赤ちゃんも〇〇ちゃんも元気と聞き、安心しました。落ち着いたらぜひ赤ちゃんの顔を見に遊びに行かせてね。会えるの楽しみにしています。

例文２：職場の方向けのメッセージ

この度はご出産おめでとうございます。母子ともにご健康と伺い安心いたしました。
お忙しい毎日かと思いますが、くれぐれもご自愛ください。ご家族の皆様の健康を、心よりお祈り申し上げます。

例文３：兄弟姉妹など親族向けのメッセージ

〇〇ちゃん、出産おめでとう。かわいい甥っ子（姪っ子）ができて私もとっても嬉しいよ。親戚みんなで集まるのが楽しみです。何かあったらいつでも頼ってね。

水引の結び

出産祝いでは、紅白の水引が花結び（蝶結び・両輪結び）のものを選びましょう。
花結びには「一度ほどいても結び直せる」特徴から「何度あっても喜ばしいこと」という意味や「花をそえて贈りものを贈る」という意味が込められています。
花結びは出産祝いのほか、誕生日や昇格をお祝いする際にも使われる水引です。

水引の本数

出産祝いで用いる「水引」は紅白5本のものが一般的です。日本には、平安時代以前に大陸から伝来した「陰陽道」の思想があり、奇数が「陽」の数とされ、お祝いに適している数と言われています。水引の本数が5本や7本と奇数なのは、その考え方によるものです。結婚のお祝いに使われる10本の水引も「5が二重に重なる数」であるという考え方に基づいています。

出産祝いの水引は5本と決まっているわけではなく、金額に応じて変わるため、複数人で贈る場合などプレゼントが高価なものであれば7本の水引を選び、贈り物の金額に適した本数を選ぶようにしましょう。

ハルウララでは、5本の水引の熨斗をご用意しています。

表書きの書き方

出産祝いののしの、表書き名目には下記のような言葉を記載するのが一般的です。

• ・御祝
• ・御出産御祝

名目については、特にルールはありませんが、何をお祝いしているのかが一目で分かるような言葉を選びましょう。
その際「祝御出産」のような4文字の言葉は縁起が良くないと言われているので、避けるようにしてください。

名前（贈り主名）の書き方

個人で贈る場合

水引の下の中央に縦書きで名前を記載します。
名前は、フルネームまたは名字のみ、どちらでも問題ありません。

家族で贈る場合

家族全員の名前を表書きに記載します。夫のフルネームを中央に記載し、妻、子どもの名前は、夫の名前の左側に名前のみ記載します。
ただし、家族の人数が多く、一人一人の名前が小さくなり過ぎてしまう場合は、代表者（夫）のフルネームの左側に、ひと回り小さい字で「他 家族一同」と書くのも良いと思います。

会社や友人で贈る場合

会社から出産祝いを贈る場合は、会社名や部署名を記載します。
人数が3,4名の場合は、連名で全員のフルネームを記載される方もいらっしゃいます。
その際、役職の高い方から、右から左に順番に記載してください。

友人と連名で贈る場合は、左から五十音順で記載されるのが一般的です。

まとめ

親しい方の出産は、自分のことのように嬉しいものです。新しい家族を迎えた幸せを心から祝福する気持ちで、出産祝いを贈りたいですね。出産という大役を終えたママを労う気持ちを大切に、素敵な贈り物を選んで下さい。